体の傷あとをカバーする 「入浴着」知ってる?

今日調べものをしていて偶然見つけたものがこちら。

鶴雅グループは入浴着着用を歓迎いたします

(書いてある文章が優しいし、入浴着に対する啓もうも含まれていて、すばらしいページだなと思って読みました。ぜひ読んでみてください)


恥ずかしながら、この入浴着というもの、まったく知りませんでした。


リンク先を読んでもらえればわかるのですが、乳がんの手術などでできた手術痕をカバーするもので、そのまま温泉に入れるというものです。

厚生労働省・国土交通省・総務省でその公共性を認められているもので、全国の温泉、温浴施設で着用が認められており、タオルなどと違い、着用のまま浴槽に入れるのだそうです。


へー!でもこれは当事者も周りの人も、知らないとダメなことだなーと思って、さらに調べてみると、ピンクリボンのお宿ネットワークというものを見つけました。

誰の目も気にせず旅に出かけてもらい、心ゆくまで旅館・ホテルでの入浴などを楽しんでいただきたいという目的

なので、入浴着着用を歓迎しているだけではなく、大浴場の洗い場に間仕切りを設けたり、ということも取り組みのうちの1つです。


で、そこで加盟お宿を調べてみると、なんと北海道には2か所しかないの。

あかん遊久の里鶴雅と滝乃家別館玉乃湯。


さらにいろいろ調べてみると、ピンクリボン温泉ネットワークというものも発見。

こちらも

乳がんの手術をされた方にも温泉を楽しんで頂ける環境作りに取り組む、全国の温泉施設のネットワーク

だそうです。

そこに入浴着歓迎ポスターというものがあって、こういうのが温泉に貼ってあるだけでもホッとする人っていますよね。


こういうのは、乳がん手術に限った話ではないとも思いますが、でも、せめて「入浴着」というものがあって、そういうのを使って温泉を楽しみたいという人がいることを知ってたら、いいなと思いました。理解が広まってほしいと思います。


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