登別の山奥、ふぉれすと鉱山で開催された、mamaのためのサロン~香りたつ燻製cafe~。子育て中の方向けの自然体験イベントで、今月は燻製作りでした。
こらんのイベントカレンダーには数多くのイベントが並んでいますが、ママさん向けアウトドアイベントで、しかも女性が運営しているのはこのmamaのためのサロンくらいじゃないでしょうか。
この写真でカメラ側を向いて並んでいる方6名が今回のイベントを運営していたメンバー。子育てがひと段落したmamaさんたちで構成されています。もともとこのイベントの参加者だった方もいます。子育てを支援される側から支援する側への変身です。
6名のメンバーで、役割分担をして進んでいきます。
↓こちらはダンボール燻製器を教え中。
↓こちらは外で火おこし中。自然体験とはいえ「はい、じゃぁ火を起こしてください」とは言われませんのでご安心を。難しいことはやってくれます。でもやりたかったらやらせてもらえます。そのへんゆるく。
ダンボール燻製器に入れた食材の下準備も、メンバーの皆さんがやってきています。煮卵をつくってきたり、味噌漬け・ヨーグルト付けの豆腐を作ってきたり。それを参加者さんたちが作ったダンボール燻製器に並べました。
燻製にする食材の説明も参加者さんたちは真剣に聞いていました。さすが主婦です。
ナンの生地づくりもしました。
ダッチオーブンで燻製をする説明も聞いて、参加者さんたちでチップをセットして火の中へ。
燻製されると、鮭もこんなあめ色に。
鶏肉はこんな感じ。「うわーおいしそー!」の声が聞こえてきます。
ダンボール燻製も気になるのでときどきのぞき見。
建物の中では寝かせたナンをまるめておきます。どの作業もちゃんとスタッフの方がついていてくれるので安心です。
外では、ダッチオーブンで塩を燻製にしていました。
塩を燻煙すると、あの燻製の独特の香りがする塩になって、燻製していない食材にかけたただけで、燻製した感を味わえるとのこと。
できあがりはこんな感じ。
吉田1号はこの塩をいただいて帰ったのですが、目玉焼きにかけたら、オシャレ目玉焼きに変身しました。おいしかったです。
さて、ダッチオーブンのふたでナンも焼いていきます。
…とかけ足で説明しましたが、みなさんで配膳しまして…
完成したのがこちら!
おまけに、スタッフさん特製「水切りヨーグルト」までついて。
「ぜひ食べて行ってもらえますか?それとも持って帰ります??」といわれ、うちの吉田2号とすぎやがインドア派なので、ぜひ彼女らに食べさせたい…と思った(優しい)吉田1号は「うちのスタッフに食べさせたいので、お持ち帰りでもいいですか?」と厚かましいお願いをしました。
包んでくれました…ありがとうございます…ううう(涙)
そして「最後にみなさんの写真撮らせていただいてもいいですか?」と聞いたら「えー!最初に言ってよー!ちょっとまって!せめて髪ぐらいなんとかしてくるから!」と苦情の嵐を浴びましたが、なんとか撮影させてもらって、終了です。
みなさん、たぶんこの写真のときはクタクタなんですよ。立ちっぱなしでいぶされながら、ついでに薪の灰もあびて作業し続けたあとですから。それでもボランティアでこれが続けられるのは「楽しんでいってほしいから」だそうです。
「虫が苦手なのでアウトドアとかはちょっと…」じゃない方はぜひ参加してみてください。燻製したことなくても、キャンプしたことなくても、火起こしができなくても大丈夫です。このステキなみなさんがサポートしてくれます。ガチのアウトドア体験じゃありません。ゆるいアウトドア体験。
アウトドアの押し売りはしない主義の吉田1号ですが、「あーなんだか自然の中で過ごしてスッキリした気がする」という人をひとりでも発生させたい、そう願っています。ちなみに、取材(仕事)で参加した私ですら、自然の中に数時間居て、スッキリしました。
あ、そうだそうだ。
お持ち帰りさせていただいた燻製を事務所に持って帰って、吉田2号とすぎやに「ほれほれ、これが鮭の燻製で…(あーでこーで…)だから食べてみ!」と薦めたら、返ってきた感想がこちら。
「んまーい!!!!」
(文・こらん編集部 編集長 吉田1号)
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